單項選擇題
【案例分析題】地震などの非常用食品(ア)の乾パンの缶詰(罐頭)は見たことがあるが、普段食べているようなパンの缶詰は初めて見た。乾パンはご存じのようにかたくてほとんど味がない。あまりにもおいしくないから、非常時だったら仕方なく食べるだろうが、普段はとても食べたくない。
しかし缶詰のパンはまったく違う。パンの種類によって保存期間が1年のものと2年のものがある。様々な種類のパンがあって、どの缶詰も開けるとふわふわ焼きたて(剛烤出)のようなパンが現(xiàn)れる。試食した食感はスーパーなどで売っているパンと同じだった。というよりかなりおいしい。感激した。わが家も非常食を乾パンからこちらに替えようと思う。
だれがなぜパンの缶詰の生産を思い立った(想出)のか。調(diào)べてみると、1995年に6400人余りの死者を出した阪神淡路大震災(zāi)の際、あるパン屋さんがトラック1臺分のパンを寄付(捐贈)したことが始まりだった。そのパン屋さんは被災(zāi)者にかたい乾パンなどではなくふわふわのパンを食べさせたいと考えて、非常食用のパンの缶詰の開発を始めたのだそうだ。
パンの缶詰の成功後は新潟震災(zāi)やつい最近のスマトラ島沖地震などの際も被災(zāi)地に寄付したそうだ。非常用だけでなく難民救済用にも便利であるから、世界中で受け入れられる日は近いだろう。筆者が「感激した」理由はどれか()
A.缶詰のパンはどれでも試食できるから
B.缶詰のパンはスーパーでよく売れるから
C.缶詰のパンの種類があまりにも多いから
D.缶詰のパンはスーパーのパンよりおいしいくらいだから